PERについて

PERとは株価が1株あたりの収益力に対してどのくらいの値段になっているかという指標です。簡単に言うと会社の「稼ぐ力」に対して何倍の値段がついているかというものです。

株価÷1株益 で計算され、株価が割安かどうかを考えるために使われます。

標準、平均的なPERは15倍程度になると覚えておくと良いと思います。
割安〈15倍〈 割高 

例、月収を株価、日当を1株益、月の出勤日数をPERとした場合

Aさん、月収20万、日当4万円
20万÷4万=月の出勤日数5日

Bさん、月収50万、日当2万円
50万÷2万=月の出勤日数25日

Aさんの方がまだ稼ぐ日数(PER)が少なく、稼ぐ力が多く残っており月収(株価)が上がる可能性が高いということになります。PERとはこんな感じの考え方になります。

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PERによる戦略
高業績株をPER10倍前後かそれ以下で買う
業績トレンドが良くて、事業内容も分かりやすくて、なかなか良さそうなのにPERが10倍以下の銘柄を狙うのです。
標準的なPER15倍くらいに株水準が修正されるのを期待する戦略です。

高成長株をPER20倍前後かそれ以下で買う
高成長株(高成長が期待できる株)の場合、基準となるPERは変わってきます。高成長株とは個々によって変わると思いますが「利益が5年以内に2倍以上になると期待できる株」とイメージします。
利益が2倍になるということは、PERは現在の1株益に対して標準的な水準の2倍の30倍くらいまで評価されるのではないかと考えられるものです。

そういった株を見つけるには時代の流れを読む事が大事ですね。コロナ禍であればリモートワーク関連が上がりました。異次元の少子化対策と言われているので育児関連の銘柄に注目するのもアリかと思います。時代の先を読むので、当たった時はかなり嬉しいと思います。楽しみながら探していきましょう!

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